どうせ免許合宿にいくなら県外でもいいの？遠くの観光地にある自動車学校を選んでもいいの？

2024年8月10日

・免許合宿に行くなら県外に行ってもいいの？
・どうせ行くなら観光もかねて、思いっきり遠くもいいかも
・逆に家の近くで合宿免許にした方が安く免許が取れて、光熱費も浮くかも

合宿免許に行こうとすると、せっかくなので足を延ばして遠くで取るのも悪くないと考える方もいらっしゃると思います。たしかにその通りで、それをうたい文句に合宿免許の生徒さんを募集している自動車学校さんもたくさんあります。

旅行を兼ねての合宿免許ですが、でも、運転免許は国家資格そんなに甘くないんじゃないのか。と思うのもわかります。

この記事では、合宿免許で注意することや、県外の自動車学校に行って不都合とか注意とかないのか。そのあたりを書いていきたいと思います。

入校不可地域があるので応募には注意しよう

免許合宿では、住民票がある場所では、合宿免許が受けられないところがある自動車学校があります。合宿免許はもとともは、近所に自動車学校がないところでも、免許をとる機会を増やすために創設した制度です。

家の近くに自動車学校があって、合宿免許にした方が安いとなると、近所に住む教習生が集中してしまい合宿免許本来の目的に沿わないことがあるためです。

この住んでいる場所によって、入学できるできないを決めているを入校不可地域といいます。

この入校不可地域の制度は、自動車学校独自で行っていますので、気に入った学校を見つけたらご自身が入校不可地域にお住まいでないか是非ともチェックしておきましょう。

免許合宿は入校不可地域でなければどこでも可｜合宿免許のデメリットには気を配ってね

今回の記事の結論となりますが、合宿免許は日本であればどこでも可能です。ただし、入校不可地域を除く必要があります。それと卒業してしまえばどこでもかまいませんが、卒業するまでにいろいろとリスクがあります。

そのリスクを熟知して合宿免許先を決めましょう。家からそれなりに近いと融通が利くものが、遠いと不便となってしまうことがあります。最初にそのデメリットを上げてみたいと思います。

遠くの合宿免許を選ぶ注意点１）まとまった休みが必要

近くの合宿免許を選んでも、まとまった必要なのが合宿免許です。しかし、遠くの合宿所の場合、さらにまとまった休みが必要になると思われます。例えば、最も日数の少ないオートマ限定でも、14日間必要です。しかし、ストレートに言った場合に14日です。みきわめなどで落ちると２，３日伸びるのは許容範囲くらいです。なので、できれば20日くらい日数が欲しいところです。

原則は、途中中断はないのですが、中には冠婚葬祭などの事情により認めてくれることがあります。そうなったとき、家の近くの自動車学校なら影響は少ないですが、遠くだと大変です。そのあたりのリスクを読んでおきましょう。

遠くの合宿免許を選ぶ注意点2）ホームシックになる

「どうせ行くなら観光をかねて遠くの合宿免許を取ろう！」というキャッチフレーズ。受験者からしたら半分本当で、半分要注意的なところがあります。

本当の部分は、観光地近くの自動車学校へ行けば、実際にその場所で2週間ほど滞在できるし、教習の合間に観光スポットに遊びにいくことができます。自動車が学校へ通学で行くのと変わらないくらいの値段でいくことができるのです。

気を付けるべき部分は、ホームシックになる可能性があります。親元を離れ、普段から一人暮らしに慣れている方や、転勤などでいろいろな地域に住まわれることがよくある方ならホームシックになる可能性は低いと思われます。

しかし、実家暮らしが慣れていると、全く異なる環境に身を置くことになります。観光地にある自動車学校へ合宿しにきたとしても、自動車運転免許証という国家資格を取ろうと来ているのです。

勉強に慣れない生活にといそがしくなります。そうなるとホームシックになる可能性もあります。家から近くの自動車学校であれば、家族も近いのでまだなんとかなるかもしれませんが、遠隔地を選んでしまうと、卒業するまで帰ってこられないので、ある一定度の覚悟が必要になるでしょう

まとめ：合宿免許は日本の指定教習所ならどこでもOK｜休み確保とホームシックには気を付けて

合宿免許については、入校不可地域以外であれば、日本のどこの自動車学校に入ってもかまいません。ただし、遠隔地なので、十分な長さの休み確保と、ホームシックになるかもしれないので自分は本当に大丈夫か考えてから申込をしましょう。（例：2週間が最短期間なら＋1週間から10日くらいは伸びることを覚悟しておこう）