初めての運転免許について、実際にどれくらいの期間でとれるかは気になるところだと思います。
合宿で取得しようか?
通学で取得しようか?
どちらで取った方が良いのかという点は、初めての運転免許の取得なら誰しも気になるところだと思います。
今日の記事では、運転免許にかかる時間について簡潔にまとめてみたいと思います。
自動車運転免許(ATの場合):14~15日(合宿の場合であり、自動車学校により異なる)
自動車の運転免許の取得期間は、通学なら最短で約1か月、合宿なら14日と言われています。
時間の内訳は、
・第一段階: 学科(10時限)、技能(12時限)
・第二段階: 学科(16時限)、技能(19時限)
となっています。合計にして57時間となっています。
合計57時限です。合宿は1日最大9時限あるので論理的には、7日でこなせそうですが、実技の1日取得上限ルールによりそこまで早くとることはできません。
1段階目に取得できる1日上限は2時限まで、2段階目は3時限までと決められています。
ゆえに、1段階目の技能12時限 = 6日間(12時限÷2時限/日=6日)
2段階目の技能19時限 = 7日間(19.時限÷3時限/日=6日+1日(1時限))
となり、合計で13日となります。
13日で免許がとれないのは、終了検定(2時間)及び、卒業検定(2時間)が必要なためです。
1日2時限づつとれたとして、最短6日で1段階目のみきわめまでを終えることができます。
翌日(7日目)に終了検定を2時間行います。仮免許を取得するまでは1日2時限が限度なので、
その日は終了検定で使い切るのです。
しかし、7日目に仮免許が交付されれば、1日3時間まで乗ることができます。
午後から1時限2段階目の実技をすることで、残り6日日で2段階目のみきわめまで終了できます。
これで合計13日です。
そして最終日に卒業検定(2時限)を受けて晴れて合格すると、自動車学校が卒業になります。
その日の午後に免許センターに行き、本免許学科試験を受けて合格すれば、その日になんとか自動車免許を得ることができます。
このように、14日で本免許の免許交付を受けるには、技能教習は1つもロスが許されません。
最短2週間と考え、みきわめで再講習や、体調不良があることも考慮し合宿といえどスケジュールには最低2,3日は余裕を見た方がよいでしょう。
このようにギリギリであり、休みの日もないので、1日休みを入れて最短15日とする自動車学校もあります。あまりに詰め込みすぎて大変と思う方は、最短15日の自動車学校を選んでも良いでしょう。
自動車運転免許(MTの場合):16~17日(合宿の場合であり、自動車学校により異なる)
マニュアル車の場合の運転免許は、AT車と比較して、最短期間は2日伸びます。つまり16~17日となります。
何が異なるかというと、第一段階の技能時間がオートマに比べて3時限多いのです。第一段階のうちは1日2時限までなので3時限あるということは、1.5日。つまり2日は伸びるということになります。
なぜ2時限多いかについては、「走行位置と進路について」、「カーブや曲がり角の通行」に2時間も余分に取られているようです。加速、原則にはマニュアル操作が多いので、そのあたりの教習がおおいのでしょう。
また、AT車の教習にない、「オートマチック車の運転」、「オートマチック車の急加速と急発進時の措置」が1時間追加されています。マニュアル車に慣れるとオートマチック車は運転が簡単で、特性を知らないと逆に急発進等のリスクがでてきます。その対応かと思われ案す。
それ以外はオートマ車と、流れは同じです。
まとめ:普通自動車免許の最短取得期間は、通学:約1か月、合宿:2週間ほど
今日の記事では、運転免許証の最短取得期間についてまとめてみました。
通学は約1か月はかかるのに対し、合宿の場合は2週間ほどで取得できます。ただ、技能教習や検定は1回でも落とすと2週間で卒業することは難しそうです。最小で3日、できれば1週間ほど取得が遅れる可能性がある状態で挑まれた方が、心にゆとりをもって免許取得にいそしめると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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