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自動車免許の取得には何するの?|自動車学校での免許取得までの流れをまとめてみた

・自動車免許証の取得の流れを知りたい
・合宿で自動車免許が早く取れるみたいだけど、講習スケジュールは詰積めなの?
・大まかにどんな事をするかを知りたい

こんな疑問にお答えします。この記事を読むと、これから合宿で自動車免許を取得されようとしている方にとって、約2週間でどのようなことをどんなスケジュールで学習するかわかります。免許を取るための事前知識として最適なのでぜひとも押さえておきましょう。

それでははじめます。

目次

入校から免許取得の流れ(オートマ・マニュアル共通)

自動車学校の入校から、免許取得までの流れは上記のようになっています。まず、第一段階と第二段階になっているのが特徴ですね。そして、全部が自動車学校で終わりません。

第二段階の終わりが学校の終わりですが、本免許の学科試験がないですよね。これは、最後の学科試験は免許センターで受けるからなんですね!

第一段階と第二段階の違いと免許センターの試験について

この章では、もう少し詳しく第一段階と第二段階の違い、そして免許センターの試験について解説したいと思います。

第一段階の学科ではクルマを運転するにあたり基本を学びます。そして技能教習は、学校内のコースのみで行われるのです。第一段階での目標は仮免許のゲットです!仮免許があると、クルマに必要な標示があれば隣に人を乗せて公道を走ることができるようになるのです。でもこれは、できるというだけであって、2段階の公道での教習に必要だからというのもあります。

さて、第二段階は、学科ではもっと突っ込んだことを勉強します。実技は公道で講習が行われかつ時間数も多いです。学科と実技がリンクしている科目もあるので、効率よく講習の予約をしてどんどんこなしていく必要があります。第二段階の目標は卒業検定を制し、自動車学校を卒業することです!

そして、最後が免許センターの試験です。すでにこの段階では自動車学校は卒業しています。自動車学校の目的は免許センターでの実技試験を省略してもらうことなのです。自動車学校を卒業後1年以内にせっかく勉強したことを忘れないうちに、免許センターに行き学科試験を受けて受かれば晴れて本物の自動車免許証を受け取れます。

第一段階|仮免許証交付までの道のり

第一段階について、詳しく見ていこうと思います。第一段階は、自動車を運転するための基礎を学ぶところです。大きく学科教習(10時限)、技能講習(12時限)の合計22時限で構成されています。学科は取る順番に制限はありませんが、技能講習は順番に取っていく必要がります。第一段階目の技能講習は1日2時限までと決められているので、計画的にとっていきましょう。

合宿の場合は、技能教習を1日2コマフルにいれて1週間以内にとっていくことになります。技能教習では自動車学校の敷地にある教習コースで教習を受けます。しっかりと気をを叩き込みましょう。ちなみに、次のようなことを実施していきます。

第一段階学科でおこなうこと

1-1) 運転者の心得
1-2)信号に従うこと
1-3)標識・標示に従うこと
1-4)車の通行するところ、通行してはいけないところ
1-5)交差点の通行、踏切
1-6)緊急自動車の優先
安全な速度と車間距離
オートマッチ車の運転
1-7)歩行者の保護
1-8 )安全確認と合図、警音器の使用
進路変更等
1-9 )追い越し
行き違い
1-10)運転免許制度、交通反則通告制度

※全部受けると効果測定が受けられる

第一段階実技教習でおこなうこと

  1. 車の乗降りと運転姿勢
    自動車の気候と運転装置の取り扱い
    発進と停止
  2. 車の乗降りと運転姿勢
    自動車の気候と運転装置の取り扱い
    発進と停止
    速度の調節
    走行位置と進路
  3. 速度の調節
    走行位置と進路
    時機をとらえた発進と加速
  4. 目標に合わせた停止
    カーブや曲がり角の通行
  5. 坂道の通行
    後退
  6. 狭路の通行(クランク)
  7. 狭路の通行(S字)
  8. 通行位置の選択と進路変更
    障害物への対応
  9. 標識・指標に従った走行
    信号に従った走行
  10. 交差点の通行(直進)
    交差点の通行(左折)
    交差点の通行(右折)
    見通しの悪い交差点の通行
  11. 交差点の通行(右折)
    見通しの悪い交差点の通行
    踏切の通過
    急加速と急発進時の措置
  12. みきわめ <学科の効果測定が合格していること

学科の効果測定は、50問の学科問題を30分で説きます。45問以上正解(90%以上)が合格ラインなのでしっかり勉強をしておきましょう。免許センターの試験も90%以上が合格ラインなので、その予行演習になるように作られているようですね。

効果測定が通った状態で、実技教習ではみきわめを受けます。一通り運転して第一段階に必要な技能が習得されているかも見ます。もし、ないなら、技能教習が追加されて補講のように弱い部分が鍛えられます。

効果測定・みきわめの両方が通過することで、修了検定が行われます。教習車に乗った学校内の技能試験です。隣に教官が乗って運転を見ます。緊張ですね!

修了検定に合格すると、仮免許の学科試験が行われます。効果測定と同様に50問を30分で解きます。合格ラインは45問の正解(90%)です。

第二段階|自動車学校卒業までの道のり

仮免許を無事取得すると、路上メインの教習に移ります。学科16時限、実技19時限と第一段階の倍くらいの時間が数があります。第二段階では、実技教習が1日3コマまでとれるので、第一段階同様にフルで取っていきましょう。学科も多いので最初の1週間よりも、より教習が多くなりますね。

第二段階の学科では、実際の路上で運転するために必要な知識のほか、もし事故に遭ったときなどで必要なことを学びます。そして、実技は教習は路上で行われるのでまさに実戦ですね!学科と実技で注意すべきは、学科とセット行う実技教習や、一定の実技をとってないと受けられない実技教習もあるので注意しましょう。

学科をすべて受け終わると、第一段階とおなじように効果測定を受けます。50問を30分で説いて45問以上正解する必要があります。効果測定がおわると、実技でみきわめを受けます。

効果測定・みきわめが通れば、卒業検定を受けることができます。卒業検定に合格すると晴れて免許センターにいくことができるようになります。そして同時に晴れて自動車学校を卒業することができます。

それでは、第二段階での学科・実技教習がどのようなものか例示をしてみましょう。

第二段階の学科教習で行うこと

2-1 危険予測ディスカッション
2-2 応急救護処置Ⅰ
2-3 応急救護処置Ⅱ
2-4 同上
2-5 死角と運転
2-6 適性検査結果に基づく行動分析
2-7 人間の能力と運転
2-8 クルマに働く自然の力と運転
2-9 悪条件下での運転
2-10 特徴的な事故と事故の飛散んさ
2-11 自動車の保守管理
2-12 駐車と停車
2-13 乗車と積載
けん引
2-14 交通事故のとき
自動車の所有者等の心得と保険制度
2-15 経路設計
2-16 高速道路での運転

※全部受けると効果測定が受けられる

第二段階の実技教習で行うこと

1. 路上運転にあたっての注意と路上運転の準備
交通の流れに合わせた走行
適切な通行位置
2 交通の流れに合わせた走行
適切な通行位置
3 適切な通行位置
進路変更
4 進路変更
信号、標識・標示等に従った運転
交差点の通行
5 交差点の通行
歩行者等の保護
6 歩行者等の保護
道路及び交通の状況に合わせた運転
7 道路及び交通の状況に合わせた運転
8 駐停車
9 方向転換、縦列駐車
急ブレーキ
10 方向転換、縦列駐車
急ブレーキ
11 危険を予測した運転
12 危険を予測した運転 学科とセット
13 自主経路設計①、② <学科とセット>
14 自主経路設計①、②
15 樹種経路設計③
16 特別項目
17 高速道路での運転
18 自主経路設計①、②
19 みきわめ

免許センターにおける学科試験|ココを超えれば運転免許証ゲット!

最初間違えてしまうのは、自動車学校で卒業すれば、免許がもらえるという誤解です。自動車学校の存在意義は、免許センターでの実技試験の省略であります。免許センターの実技試験が省略されれば、あとは免許センターで本免許の学科試験を受けて合格すれば、即日免許証が交付されます。

免許センターでの学科試験は、制限時間50分。設問数100問です。90問以上で合格なので、自動車学校での勉強の成果を出し切って、合格をめざしましょう。

ちなみに、免許センターでの実地試験を免除されるのは卒業後1年以内です。なんとしても勉強をしっかりして、学科試験をパスしましょう。もし1年以内に取得できないときは、自動車学校を卒業したという資格はなくなり、自動車学校からやり直しになってしまうので気をつけましょう。

まとめ:免許が合宿で1段階目、2段階目それぞれ1週間づつの配分ですすめよう

今回の記事では、自動車の運転免許証取得までの流れを説明しました。免許合宿はオートマ免許なら最速2週間で取得できます。

第一段階は、教習所内のとレーニングに対し、第二段階では路上でのトレーニングになります。受ける科目数は2段階目の方の方が多いのでやる気をどんどんアップさせながら、自動車免許取得にあやかりましょう。

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