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電気自動車は一般化されるけど、今はまだ早いと思うこと

電気自動車が最近人気です。

電気自動車はこれからもっと拡大していくと思いますが、あと10年は様子見ではないかと思うことを書きたいと思います。今はガソリン(軽油)車を持ち、電気自動車は10年後くらいが妥当ではないかと思うことです。

たしかに、バッテリーの小型化も進んで航続距離も400キロから500キロくらい走れる電気自動車(BHV)もたくさんでてきました。

しかし、電気自動車を快適に使用するにはまだまだ課題があり、今は様子見の方がよいかもしれないという点です。

目次

電気自動車を買うのをまだ待った方が良い理由5つ

電気自動車であれば、リッター170円のガソリンをいれなくても、安価な電気代を燃料とすることができ、大変便利と思われるかもしれません。しかし、実際は電気自動車の方が不便で、まだまだ我慢しながらの運転が待ってます。

そんな待った方が良い理由を挙げていきたいと思います。

バッテリーの充電が快適ではない

家に帰ってきたらコンセントに指しておくだけ、そうしたら次の日には満タンというとすごく便利な気がします。ガソリンの残量を気にせずにコンセントに入れておくだけですから。

しかし、実際はそうはうまくいきません。まず家の100Vではバッテリー充電に時間がかかりすぎます。空っぽから満タンにするには10時間以上するコンセントにさしておく必要があります。毎日8時定時なら良いですが、仕事が立て込んで帰るのが遅くなると充電不足に陥ります。

それなら、街角の休息充電器が良いかもしれませんが、それでも30分~1時間くらいは十分なバッテリーに充填するまでにかかります。しかも、100%の満充電にするのはできず規制があり80%までです。

高速道路で休憩中に充電でお気軽というキャッチフレーズもありますが、給油では5分以内に終わっても30分待ち続けるのはなかなかの忍耐です。もしかしたら充電スポットが混んでいたりしたらちょっと待つのに数時間とシャレにならないケースもでてくるのです。

バッテリーが重すぎる|充電ゼロにして重さは変わらず

バッテリー走行で最近は400キロ、500キロとガソリン車と同等までに走れるようになってきました。しかしながら、同格のクルマと比較すると、そんなたくさん走れるクルマは300キロ以上重いです。

同じ距離を走るのに、ガソリンだったら50リットル=50キロ重くなる分ですみます。もし電気自動車をガソリン車とそん色のないレベルの600キロ、700キロ走れるようにするにはおそらくバッテリーは600キロくらいになるのかもしれません。

それはバッテリーが重いから、クルマはパワーを必要とします。だからさらに後続距離を伸ばそうとするとバッテリーを積み、さらに重くなり、重さをカバーするためにバッテリーを余分に積むという悪循環が起きます。

ガソリンは50キロ積んでも走っていくと消費して軽くなるから、どんどんクルマは瞬間燃費は良くなるという傾向になります。しかし、電気自動車はバッテリーの充電が満タンでも空でも重さは基本的に変わりません。そんなところも影響しています。

冬にめっぽう弱い

「暖房は燃費に関係ないけど、冷房は燃費が悪くなる」・・・という表現は効いたことがあるかもしれません。ガソリン車であれば常識なのかもしれません。しかし、電気自動車になるとこの前提がひっくり返ります。

暖房は燃費に関係ないという理由は、エンジンが熱源となっているからです。エンジンは内燃機関ですからね。エンジンの中でガソリンを燃やして推進力に変えています。そこで出た熱は、エンジンオイルや冷却水で常に冷やしています。その熱源の一部を車内の暖房につかっているだけだら、暖房を使うと燃費が悪くなるといったことはないのです。

ところが、電気自動車の場合、このあって当たり前のエンジンという熱源は存在しないのです。熱源がないので常時バッテリーを使って社内を温めることになるのです。

さらに、気温差をみると冬の厳しさがわかります。

  • 夏 : 外気40度 室内25度 ➡ 15度の冷却
  • 冬 : 外気 5度 室内25度 ➡ 20度の加熱 

とこのように、上げ下げする温度差が多ければ多いほどバッテリーが冷やしたり温めたりするのでパワーを使います。
冬の方が厳しいのは一目瞭然でしょう。

さらに、冬場はバッテリーの性能が著しく下がります。100%あるのに急に0%になったりとかもします。

なので、電気自動車の冬場は次のような難点があるといえます。

  1. ずっとバッテリーで室内を加熱
  2. 冬の方が寒暖差があるので、車内を適正温度を試すためにはバッテリーを酷使
  3. 冬はバッテリーの性能が著しく低下する

災害に強いのは一部の災害のみ

電気自動車なら、停電といった災害に強いとよく言われます。これは事実で、停電になったとき車には大きなバッテリが積んであるので、その電力で一定期間文明的な生活を送れることでしょう。

しかし、停電を除くハプニングには意外ともろいのです。

水害などはバッテリーが水没したら電力を発電するどころかウンともスンとも動きません(普通のクルマも同じだけど)。もっと怖いのは爆発・感電があるので特に危険です。

電気自動車を作る過程で、二酸化炭素をたくさん排出している

電気自動車は走行中はガソリンを用いず電気だからまったくクリーンだと言われています。
しかし、電気自動車を走らせるにはバッテリーが必要で、そのバッテリーを作るときに、多くのコストがかかるためたくさんの二酸化炭素を排出します。さらに、多くのレアメタルも必要となります。

乗り方によっては電気自動車でも良い場合もある

デメリットを並べてしまいましたが、、乗り方次第では電気自動車の方が快適に運転できる方もいらっしゃいます。そんな方についても関てみてみたいと思います。

静かに運転したい方

電気自動車本当に静かです。ハイブリッド車を乗ったことがある方はご存じかもしれませんが、EVモードになると静寂が訪れます。エンジンを切った状態で動き出すような感覚が当時は新鮮でした。

エンジンを切った状態でスーとずっと動くのですから、静粛性は最上級です。

そんな静かに運転したい方はぜひおすすめです。

航続距離が比較的短め|通勤片道で20キロ程度

比較的短い距離を毎日移動する方も電気自動車はおすすめです。片道20キロくらいなら往復で40キロの距離です。今の電気自動車は400キロ以上走る車が大分増えましたので、お勤めから帰ってきたあとに充電するでも十分満充電できます。

もしかしたら、PHEVでも良いかもしれません。ガソリンを減らさずバッテリーだけで走行でき、いざとなったらガソリンエンジンで移動もできますからね。

急な停電に備えを持っておきたい

電気自動車には大きなバッテリーを積んでいます。クルマ1台を400キロも動かすほどのバッテリーです。ハイパワーゆえに、災害時などの停電には、クルマのバッテリーを家の給電装置につなげることでしばらく電気のある生活をすることができます。

短期リースでクルマを運転したい

バッテリー車は、長い距離を走ると、バッテリーそのものがへたってきます。弱ったバッテリを交換すればよいのですが、ハイブリッドとは比べ物にならないほどの量のバッテリーを積んでいるのと、交換には大きな手間とお金が必要になってきます。

エンジン車では、末永くのるために、メンテナンスやオーバーホールを行えば、実質いつまでも乗れます。しかし、電気自動車の心臓部はバッテリーとモーターです。バッテリーは消耗品のため寿命があります。

よく乗れて数十万キロ。それ以上はバッテリーが使えなくなり走行ができなくなるかもしれません。

そんな時はリースで返却を前提に考えた方が、毎月月は定額・低額で常に新しい状態の電気自動車を運転することができることでしょう。

まとめ:あと10と書いたけど、あと5年かも|もっと効率のよい電池が作られる日はちかい

この記事では、電気自動車vsガソリン車と比べたら、電気自動車の選択はちょっと早いという記事をかかせていただきました。ちょっととは約10年。理由は次の4つです。

  • バッテリーの充電が快適ではない
  • バッテリーが重すぎる|充電ゼロにして重さは変わらず
  • 冬にめっぽう弱い
  • 災害に強いのは一部の災害のみ
  • 電気自動車を作る過程で、二酸化炭素をたくさん排出している

しかし、これらの弱点を克服する電池がトヨタ自動車をはじめとした自動車会社で開発中です。その名も全個体電池です。メリットを上げると次の通り

  • 安全性が高い
  • さらに早い急速充電が可能
  • 高エネルギー密度でさらに軽量化
  • 作動温度範囲が広い|冬でも強い
  • 設計の自由度が高い|いろいろなクルマに
  • 劣化しにくい|総距離としてもロングライド
  • 液漏れが起こらない

といったメリットが目白押しです。リチウムイオン電池に対して、出力を上げづらいというデメリットもあるようですが、それは書く自動車メーカー、電池メーカーで克服中です。

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